2005年03月16日

ワイルドなファミリーキャンプ

yamahito1.jpg

次女のみーちゃんが図書館で見つけた一冊。月間かがくのとも8「やまでひとばん」という本だ。著者は横溝英一氏。福音館書店から2003年に発行されたものだ。みーちゃんは「キャンプのほん!」と、見つけたことがとても嬉しかったようで、早速借りて何度も読んでいた。何気なく僕も眺めてみると、すごくシンプルでワイルドなファミリーキャンプの話だった。

ストーリーは田舎のおじいちゃんの家に行った一家が、おじいちゃん所有の山で一晩キャンプを張るというものだ。そのキャンプスタイルは、一読すると笑ってしまうのだが、じっくり考えると、僕らが忘れていたスタイルがそこにあった。

yamahito2.jpgテントはなんと、木と木の間にロープを張り、ビニールシート(ドカシー)をかけて、クリップやペグでテントにするというものだ。おいおい、そりゃツェルトだろう。ビバークするのか!と突っ込みを入れそうになった。しかし巻末にはその作り方がしっかり図解で掲載されている。それによればインナーテントは、園芸店で売っている虫除けの寒冷紗を利用している。トイレも横長の穴を掘り、端から利用し使ったら埋めていくというものだ。

yamahito3.jpg食事もストーブなどは使わない。焚火だけだ。飯盒で米を炊きおかずは焼くだけ。つまりBBQスタイルだ。 「ほのおに てらされた みんなの かおが、 いつもと ちがってみえました」焚火の楽しさを表現している。

yamahito4.jpg常夜灯にはニャーのような灯油ランタンが描かれている。満天の星だけが、このファミリーを見守っている。 「ほしが いっぱい でていたから、あしたは きっと いい おてんきだよ。ねむそうな こえで、おとうさんが いいました」子どもと一緒に早寝早起きだ。

yamahito5.jpg朝食は前夜の残り物を全部入れたおじやと、小麦粉をミルクで練り、枝に巻きつけて焚火であぶるパンだ。そして撤収。トイレも焚火の跡もきれいに片づけている。 「きのう きたときと おなじようになりました」まさにキャンプの基本だ。

道具に頼らずに工夫に満ちたキャンプ。シンプルだコンパクトだと言いながら、それように道具を買い込んでいる自分が、少し恥ずかしくなった。キャンプの醍醐味が、道具を使うことになっているように思う。ちょっと考えさせられる一冊だ。こんな本を好んで借りてきたみーちゃん。今度はもっと自然と触れ合うキャンプを教えてあげよう。

※ネットで知り合った北海道のキャンパーkageさんも、このシリーズで面白い本を見つけたようだ。月間かがくのとも、もっとバックナンバーを見てみたい。(2005/03/30:追記)

投稿者 taimatsu

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コメント

う~ん、ほんとです。みーちゃん、素敵な本を見つけましたね♪たいまつ家、今シーズン、一回はやってみますか?

そういえば、プーさん家に山ありましたね(笑)。(^^)V

投稿者 tinamam : 2005年03月19日 19:10

今回のキャンプは、水場なし、電気・電源なし、
トイレなし(近所の民家のボッタン式を借ります)でした。
そんな中でも愉しんでいる娘たちは、
朝霧の頃よりだいぶワイルドになった感じです。
もう数年もすれば、娘たちだけでキャンプデビューできるかな?

投稿者 たいまつ : 2005年03月22日 08:33

たいまつさんも、かなりワイルドな本見つけましたね。
三角テントに焚火・・・昔小学生の頃夏休みに行った、
キャンプを思い出しました。
当時キャンプの料理といえば何故かカレーライスだったような・・・
「かがくのとも」なかなか侮れない本ですなぁ〜

村上康成の絵本もかなりシンプルなキャンプスタイルなんですよ。
「星空キャンプ」と「ようこそ森へ」のこの2冊!
ぜひたいまつ家におすすめです。

投稿者 kage : 2005年03月30日 23:02

本当に「かがくのとも」、侮れません。
次女はすごく気に入っているようです。
リバーツーリング&キャンプ、十分いけそうです。

kageさんお薦めの2冊、探してみます。
情報、ありがとう!

投稿者 たいまつ : 2005年03月31日 08:24

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